フェルメール展①
日本初上陸の作品を含めて6作品見て来ました。
じっくり2時間かけて鑑賞し、フェルメールの絵のことを少しはわかった気がします。
お土産にフェルメール展図鑑を購入したので、その写真を載せて気になった作品を紹介致します。
フェルメール展ですが、フェルメールの作品は上記でもあるように6点のみ。
なので、他のオランダ人の画家の作品も飾られていました。
その中から気になった2作品をご紹介致します。
【マタイの召命】
作 ヤイ ファン ベイレルト
この作品の舞台は収税所で、真ん中の男がお金の重さを計っている。
右側の指を指している男がイエス キリストで、指を指されて驚いているのがマタイである。
マタイの召命という絵はイタリアの画家、カラヴァッジョが先に描いており、恐らくその絵の影響を受けている。
とても存在感のある絵画だか、イエス キリストの存在感はあまりないように感じる。
【捕鯨をするオランダ船】
作 アブラハム ストルク
絵の名前の通り捕鯨をしている絵であり、鯨以外にも、ホッキョクグマやセイウチなどが描かれている。
鯨は狩られており、左下のホッキョクグマもオランダ人により攻撃を受けていることがわかる。
本作品もそうだが、オランダの画家はオランダ船をモチーフにした想像画が多いような気がする。
これ以外にもオランダ船をモチーフの絵があり、私が去年訪れたルーヴル美術館にも何個かそのような絵画が飾られてあった。
オランダの画家が描く、船と海の絵画は個人的に私の好みである。