PARIS〜オペラバスティーユ③〜

2部はジャコモ・プッチーニの作曲の『ジャンニ・スキッキ』です。

 

登場人物↓

ジャンニ・スキッキ(バリトン)、フィレンツェ市外に住む田舎者だが、法律に詳しく、物真似上手で機転の効く男、50歳
ラウレッタ(ソプラノ)、その娘、21歳
リヌッチョ(テノール)、大富豪ブオーゾ・ドナーティの甥、ラウレッタとは恋仲、24歳
その他、ブォーソの親戚一同、医者、公証人、証人など

 

あらすじ(簡略)↓

大富豪ブオーゾの寝室。ベッドの中ではたった今、彼が息を引き取り、親戚一同は大げさに悲しんでみせるが、皆の関心は遺言状の在りか。巷ではブオーゾが親戚には一銭もやらず全財産を修道院に寄付すると噂されており、皆はそれを恐れている。

リヌッチョが遺言状を発見する。彼はそれを親類代表に渡す前に「この内容が皆にとって満足なものだったら、ぼくがラウレッタと結婚するの認めてくれるね」と問いかけ、皆は了承する。リヌッチョは親戚の子供に、ラウレッタとその父親ジャンニ・スキッキを呼びにやらせる。

噂の通り、全遺産は修道院行き。期待していた財産が無に帰したため、リヌッチョがラウレッタと結婚することも不可能になる。

スキッキはリヌッチョは「何か知恵を貸して欲しい」と頼む。他の親戚が貧しい田舎者のスキッキを馬鹿にするのでスキッキはへそを曲げて協力を断るが、娘のラウレッタが「お父さん、もしリヌッチョと結婚できないなら、私、ポンテ・ヴェッキオからアルノ川に身投げしてしまうから」と脅すので、スキッキも仕方なく遺産を取り戻す算段を立てることにする。

 

遺産をめぐりスキッキがブオーゾのフリをしたり、とても展開がユニークで楽しかった。

このオペラに関しては、しっかりと言語をわかったうえでオペラを楽しみたかった。

しっかりとセリフありきの展開でどうしても、動作だけではわからないところがあった。

英語勉強しないとね。

セットもスキッキの演技も凄く良かった!

しかし、終わり付近のシーンで本来ならベランダでラウレッタとリヌッチョの2人が愛し合うシーンがあるのだが、このセットではタンスの上でのシーンだった。。

そこだけはロマンがなく残念だった。

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↑一部後の休憩中に飲んだコーラとシャンパン。